「2045年」は、私たちの選択により築かれる

「2045年」は、私たちの選択により築かれる

5回シリーズで放送されたのNHKスペシャル「ネクストワールド 私たちの未来」

この番組は進化するテクノロジーによって2045年(30年後)の世界はどのようになっているのだろうかという疑問をビジネス、医療、エンターテインメントなどさまざまな分野においてテクノロジーが果たす役割を切り取っていくシリーズです。

製作者の想いとして「未来を作るのは、今生きている私たちの選択の結果なのだ」ということ。何を選んで何を選ばないか、ということを、視聴者の皆さんが考えるきっかけになればと思います。と述べておりますが、ここで書かれていることが衝撃的でした。

ついに人工知能が銀行員に「内定」 IBMワトソン君

 米IBMのワトソンくんが三井住友銀行から「内定」を得ました。年内にも銀行マンとして日本で働き始め予定です。

ワトソンは利用者が入力した文章を自然言語処理の技術で解釈します。三井住友銀行は応対スピードをストップウオッチで測定したところ「人間と五分五分だった」といいます。一方正答率はどうか。ワトソンが選んだ5つの回答の中に正答が含まれていた確率は当初70%未満だった。

その後「SMBCダイレクト」と「ネットバンク」、「インターネットバンキング」は同じ意味を示すなど専門用語を数千項目ほど読み込ませ、検索時にキーワードを指定できるようにしたら正答率は80%を超えたそうです。

人間の平均の正答率が80%前後といわれているので、まさにロボットが人間の仕事を同じようにこなすことが出来るといえます。

第1回「未来はどこまで予測できるのか」

コンピューターの計算能力の飛躍的発達で、人生の進路決定から犯罪抑止、伴侶探しまで、機械的にはじき出されるようになりつつある現状をルポ。

第2回「寿命はどこまで延びるのか」

再生医療と3Dプリンターを組み合わせた臓器再生、体内でがん細胞を見つけて抗がん剤を発射するナノマシン、手術ロボットなど医療最前線をルポ。

将来、100歳まで平均寿命が延びるとも言われる中、開発が進む若返り薬を巡る老夫婦の葛藤をドラマで描く。

第3回「人間のパワーはどこまで高められるのか」

人工筋肉スーツで兵士の身体能力をアップさせる試みや、脳の情報をデジタル空間に吸い上げ、そこで永遠に生き続ける構想も伝えます。まさに映画「LUCY」の世界です。

 第4回「人生はどこまで楽しくなるのか」

自然食材を全く使わない究極のグルメや、部屋に居ながらにして世界を旅できるシステムなどを紹介。

第5回「人間のフロンティアはどこまで広がるのか」

人類の移住を視野に各国が火花を散らす火星探査の最新事情に迫ります。

今存在しない職業に将来就く可能性はなんと60%と言われています。3Dプリンターの発達により将来は臓器移植がいらなくなったり、金属も作れます。そのため先日のデトロイトで行われた自動車の発表で最も注目を集めたのは3Dプリンターで作られた自動車だといわれています。

そうなった際に運転自体も自動運転となることが予想され、今の交通事故の60%が減るといわれています。

そのような時代の中で、人間にしか出来ない仕事だけが残ります。それは体感や感動を伝える仕事ではないでしょうか。未来を見るようにすれば不確実ながら精度は上がります。「未来を作るのは、今生きている私たちの選択の結果なのだ」とありますが、まさに私たちの知識と選択がとても重要な時代になってきています。