競馬は投資で金融商品はギャンブル?

競馬は投資で金融商品はギャンブル?

投資とギャンブルは何が違うのでしょうか?

コトバンクによると、「投資」とは収益を期待して資金を支出することを指し、「ギャンブル」は偶然の成功をねらってする危険な試み。とあります。

つまり、投資とは統計などのデータから将来のリターンを想定出来るもので、ギャンブルとは運に頼るものと解釈できそうです。

そして多くの人は「投資」の代表例に株式投資、「ギャンブル」の代表例に競馬などを挙げられるかと思います。

ところが上記の説明をもとにすると、実は「投資」の代表例が競馬で、「ギャンブル」の代表例が株式投資と言えるかもしれません。

発散と収束

将来のリターンを予測できるかどうかは「発散と収束」という概念がとても大事になります。

例えば、0.9を何乗にもしていくと0に収束していきます。逆に1.1を何乗にもしていくと無限大に発散していくといった具合です。

すなわち収束値がわかれば、統計データからの乖離を元に将来のリターンを想定することが可能となります。

競馬

競馬は投資?

競馬は農林水産省が管轄するJRAが年間で3,000レースほど開催しているそうで、過去の統計データを振り返ると、

1番人気の馬が勝つ確率は36.5%ほどでオッズは1.5倍

2番人気の馬が勝つ確率は20.5%ほどでオッズは3.88倍

3番人気の馬が勝つ確率は14.6%ほどでオッズは6.55倍

といった具合になっており、何年のデータを振り返ってもだいたいこの数字に収束するようです。

こういった統計データをもっと正確に集計し、複雑な計算を高性能のコンピュータが行うことで、単勝でも勝てそうですね。

つまり収束するから投資になります。実際週休5日で、土日のみ競馬場に行って年間で1,000万円以上を稼ぐ方も競馬は「投資」と見ているそうです。

金融商品はギャンブル?

一方金融商品の代表例である株式はどうでしょうか?

現在1,700社ほどの会社が東証一部に上場しております。その1,700社の代表トップ225銘柄の平均である、日経平均株価は1989年には4万円近くまで上がりましたが、現在は18,000円前後を推移しております。

この日経平均株価は5年後でも10年後でも100年後でもどこに収束するのでしょうか?

つまり、例えば5年後に2万円に収束するということがわかれば現在株式を購入することは投資になります。

しかしながら株は限りなく収束することはありません。だとすると世の中が投資と思っていることは実はギャンブルだったりすることがあるかもしれませんね。