健康関連の百科事典を目指すGoogle

健康関連の百科事典を目指すGoogle

Googleは検索エンジンの会社と思われがちですが、何と過去3年間で100以上の医師や科学者を雇用し、人工合成皮膚を開発するなどヘルスケア事業に注力しています。

Google Xで取り組まれているプロジェクト

Google Xとは、Googleの機密施設によって、次世代技術の開発を担うプロジェクトのことで、Google Xでは以下の様ながプロジェクトに取り組んでいます。

1.ロボットカー

2.ARヘッドマウントディスプレイ

3.無人配達飛行機のプロジェクト・ウィング

4.マカニパワーの空中風力発電

5.血糖値を管理するコンタクトレンズ

6.気球を成層圏まで飛ばしてネットワーク接続を提供するプロジェクトルーン

7.人工神経を応用した音声認識や人工知能の開発

このように詳細な生体データを収集し、健康維持や病気の早期発見を目的とした「Baseline Study」、糖尿病患者の血糖値を涙から測定する「スマート・コンタクトレンズ」などの健康情報に関するプロジェクトも以前から実行されています。

グーグルグラス

そして今回、さらにヘルスケア事業を強化するべく、Googleは検索結果の互換性向上を目標に動き出すようです。

Googleの検索の内、20件に1件は健康関連

「Google Official Blog」によると、Googleプロダクトの検索の内、20件に1件は健康関連であるそうです。

そうした背景から検索結果の互換性向上に着手し、健康関連の検索結果に「ナレッジグラフ」を表示することで、向上を図るようです。

Googleはこの表示されるグラフをより正確にするために、複数の医療関連のウェブサイトや健康情報を集め、Google社内の医師や2014-2015年にベストオブホスピタルに輝いた「Mayo Clinic」の医師たちとも協力を図っていくとあります。

Wikipediaの健康関連に関するページは90%が間違い

今回の検索結果の向上によって、ユーザーにより正確なヘルスケア関連の情報を届けたいそうで、「The Journal of the American Osteopathic Association」の調査によると、Wikipediaの健康関連に関するページは90%が間違いであるそうです。

そうした状況を改善するためにも、Googleは検索結果の互換性向上に取り組んでいるのかもしれません。

早期からヘルスケア事業に注力する、Google。次のトレンドで一番ホットと言われている産業で、IT企業のトップに君臨するGoogleがどのような世界を創り出すのか注目です。