世界から見た日本の給料

突然ですが、日本は高いと思いますか?それとも安いと思いますか?

この高い安いというのは、物価や給料水準のことをであり、例えば海外旅行に行ったときに、その国の物価やそこで働いている人の平均的な給料について高いか安いかを指します。

いやいや、先進国なのだからそれは高いだろうと思われるかもしれませんが、実はそんなことはないのです。

ランチが2000円するシドニー

日本は失われた20年と言われて、GDPが全く変わらない時代が続いています。また、今後も人口減少などを考慮すると成長するどころか衰退するのではないかとも言われています。

世界が経済成長する中、実は日本の物価などが諸外国に比べてとても安いのです。

例えば、500円くらいでも日本ではそこそこ満足できる昼ご飯を食べられますが、欧米で5ドルや5ユーロ程度でまともな昼ご飯を食べられるということはまずありません。もちろんチップもありますので、最低でも1000円以上するのではないでしょうか?

例えばシドニーでは普通のレストランで昼ご飯を食べても2000円程度はしますし、私がサンフランシスコに出張に行ったときも15ドルはしました。まさに「Japan is cheap」です。

アメリカの一流大卒の3年目の社会人の平均給与

実はアメリカの一流大学の卒業生の社会人3年目の平均サラリーは18万5千ドル(約1900万円)なのです。これは優秀な人だけの数字ではなく平均です。3年後でこのレベルですので、それ以降はもっと稼ぐ人ももちろん大勢います。

一方、日本では一流大学を卒業して東証一部に上場しているような一流企業に入ったとしても3年目では約500万円程度ではないでしょうか?その差はおよそ4倍です。仮に出世をしたとしても会社によっては1900万円レベルになることはかなり難しいでしょう。

そういう意味で、日本の人材は、海外から見るととても「安く」なっているのではないでしょうか。やはり、この状況では優秀な人材が海外に流出するのは当たり前ですし、むしろ優秀な人材から海外に流出していくことは間違いありません。

堀江貴文さんの著書「君はどこへでも行ける」にも書いてある通り、グローバルエリートとマイルドヤンキーに2分されていく流れが起こることと思われます。

日本にずっといると年収1000万円を超える人は数%と言われますが、世界から見れば全くそんなことはありません。常に自分の今いる世界が全てではないということを頭に入れ、視野を広げていくことがこれから生きていく上で必要になる考えの一つかもしれません。