レクサス、サムスン電子が社名を前に出さない理由

レクサス、サムスン電子が社名を前に出さない理由

サムスン電子のスマートフォンから「サムスン(SAMSUNG)」のロゴが消えました。高い知名度を誇るサムスンが「サムスン隠し」を行う狙いは何でしょうか?そこには考えれた戦略がありました。

サムスンの変調

サムスンの最大の目的はスマホ市場で世界一をアップルから奪い取ることです。長く世界でシェアトップを取ってきたサムスンですが、2014年10~12月期にアップルに抜かれ2位に転落しました。そして14年には9年ぶり減収、3年ぶりの減益を記録しました。

サムスン電子側は「ギャラクシーというブランド名が十分に浸透したため」とロゴをつけない理由を説明したと伝えましたが、「日韓関係の冷え込みが続くなか、韓国メーカー品であることを意識させない狙いもあるとみられる」という意味もあると伝えられています。

1989年に北米へと進出したトヨタの高級ブランド「レクサス」

トヨタはベンツやBMWが市場を多く獲得している北米市場にレクサスを売り込むことに成功しました。そんなレクサスが成功したと言われている2つのポイントを紹介いたします。

①圧倒的なコストパフォーマンス

トヨタ車は元々安全面や機能面といったハード面に強かったので、高級感や高品質性を備えれば、ベンツやBMWと勝負できると考えました。そこで、あえてトヨタのブランドを隠し、レクサスブランドを構築。高級車のイメージを消費者に与えました。

②質の高いアフターサービス

こちらは日本企業ならではですが、ディーラー等の販売を整備し、他社には無い一流のアフターサービスを展開することで信頼を獲得していきました。

通信業界と自動車業界という全く違う業界で、このような同じ戦略が採られており、今後も社名を前に出さない戦略が増えてくるのでしょうか?世界のメーカーがどのように成功を収めていくのか注目です。