本の紹介

本の紹介

こちらではブックカフェ読書会でご紹介頂いた本や、今話題の図書を不定期にご紹介させていただきます。

気になる一冊やこれまでに読んだことのある本が見つかるかもしれません。

皆様のおススメの一冊のご紹介お待ちしております。

 

<目次>

7つの制約に縛られない生き方(本田直之)

バカになるほど、本を読め!(神田昌典)

天才! 成功する人々の法則(マルコム・グラッドウェル)

1000円ゲーム —5分で人生が変わる「伝説の営業法」(江上 治)

フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略(クリス・アンダーソン)

ラブ理論(水野敬也)

ゼロ—なにもない自分に小さなイチを足していく(堀江貴文)

フリーエージェント社会の到来 新装版—組織に雇われない新しい働き方(ダニエル・ピンク)

ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代(ダニエル・ピンク)

成功のための未来予報(神田昌典)

How Google Works -私たちの働き方とマネジメント(エリック・シュミット 、ジョナサン・ローゼンバーグ 、アラン・イーグル)

 

7つの制約に縛られない生き方

著者 : 本田直之

¥ 1,296 /大和書房

レストランや小売店など複数の企業を経営しつつ、東京とハワイの両方に拠点を持ち、一年の半分はハワイ、というデュアルライフを送られている本田さんの著書の販売累計点数は約200万部に達しています。

今回は、そんなライフスタイルを確立した本田さんから様々な制約から自由になるための秘訣を紹介します。

・常識を疑う

本田さんは、若い頃から縛られることが苦手で、新入社員の挨拶でも「電車に乗らない人生を送る」などと話して周りから怪訝な目をされていたそうです。

そして実際にそういった生活をしている今、7つの大きな「制約」から自由になるためには大きく当たり前と思っている常識を疑う必要があるといいます。

その7つの「制約」とは「時間」、「場所」、「働き方」、「人」、「思考」、「服装」、「お金」のことを指します。

私たちが普段、「常識」として受け入れていることは、実は「他人が自分の都合の良いように作ったもの」です。

例えば「朝になったら満員電車に乗って通勤する」「大学3年生になったらスーツを着て就職活動をする」「30歳までには結婚する」「結婚したら30年ローンを組んで郊外にマンションを買う」といったことです。また、会社が定める労働時間や勤務地、服装なども当てはまります。

しかし、今の時代はパソコンや携帯一つで世界中どこでも仕事が出来る環境が整ってきて、フリーで仕事をする人が増えてきました。そんな中でも、私たちの大半が「制約」から逃れられないのにはある理由があるといいます。

・思考の「クセ」が邪魔をする

自分の好きな働き方が出来る環境が整っているのにも関わらず、「制約」から逃れるのが難しい理由は、実は私たちの思考にあります。

「どうしたら制約から自由になれるか」を考えるのが大事ですが、大半の人は 「会社の決まりだから」などと考えることをしようとしません。こうした状況を堀江貴文さんも思考停止と呼んでいますが、この思考の違いは、性格やスキルの問題ではなく、日々の生活の中で自然に身についてしまった単なる「クセ」だと考えていいます。

・制約から自由になるために必要な覚悟と準備

制約が多い人生とは、よく言えば「守られている人生」です。たとえあまり自由はなくても、会社や親などが守ってくれます。時に会社の肩書きに頼ることもできます。

しかし、制約がない人生とは何かあった時に誰も自分を守ってはくれません。自由な服装で仕事をしたいと思っても、取引先が「こんな格好をしてくるヤツは信用できない」と考え、仕事ができない可能性もあります。そのための覚悟が必要になります。

本田さんのように東京とハワイに住み、働く場所を自由に選択できる環境を手にすることは一朝一夕にできることではありません。すぐに結果を求めず、何年も時間をかけて準備をすることが必要です。時には「3年くらいは儲からなくても仕方がない」という覚悟も持っていないといけないかもしれません。

また、準備とは精神的なものからスキルなどの能力的なものまで様々です。フリーだからこそ、自分の時間管理を徹底する「タイムマネジメント力」が必要だったり、自分や自分の仕事をどのように売り込む力も必要です。

そういった組織から出て1人になった時にも生きていける準備をしておけば、制約を受けない環境を実現できるのだと本を通じて感じました。

バカになるほど、本を読め!

著者 : 神田昌典

¥ 1,404 /PHP研究所

自身でも「Read for Action読書会」を開催されている神田昌典さんが、書いた読書に関する最新刊。中々本を読んでも身になっているかわからないという方へ「可能性を広げる読書」の仕方や価値の生み出し方が書かれています。

読んだ本の内容を、行動に結びつけて、他の人が生み出せていないあなた独自の価値や知識を生み出すことを目的とした本です。

・知識創造から価値創造型の読書へ

読書は大きく知識創造と価値創造の2つに分けられます。

知識創造の読書は、いわゆる知識を身につけるためのもので、昔の教育のあり方などはこちらを重視するものが多かったです。

しかし、今の時代、ただの知識は、ネット等を通じて簡単に入手できるため、旧来型の知識創造読書の価値は低くなりました

今必要とされているのは、ただ知識を入手するための読書ではなく、得た知識を元に、新しい付加価値を生み出すための価値創造型の読書です。知識創造はもちろん、加えて本から得た知識を自分の中で落とし込み、実践に活かしていく能力が求められます。

・知識創造型の読書のために必要な3つの原則

1.目的志向型の読書をする

この本を何のために読むのか、読んで何を知りたいのかを予め明確にしておくことで、本の最も言いたいことを端的に掴むことが出来る。

そのため短時間で効率的な読書が可能になると神田さんは述べます。

2.大勢の人と共に読む

本を読んで勉強になったで終わらせてしまうともったいないです。自分だけだと知識が広がらないため、それぞれの持つ知見を周りの人と共有するのがとても有意義になります。

また、周りの人と触れ合うことで周りに感化され、ここで言うソーシャルプレッシャーを感じ、刺激されることで自分のパラダイムが変化したり新たな気づきを得ることに繋がります。

3.即、行動に結びつける

インプットが終わったら後はそれを活かして実践に移すのみです。

ここが自分にしか出せない付加価値を発揮する価値創造に繋がる点です。例えばかつて高給と呼ばれた弁護士や会計士などの士業は28ドルのコンピューターが代行する時代になりました。

その時代の中で生き残るにはコンピューターには出せない自らの付加価値を発揮することにより、価値創造をしていかなければなりません。

天才! 成功する人々の法則

著者 : マルコム・グラッドウェル

¥ 1,836 /講談社

日本では3万部売れればベストセラー書といわれる中で、全米ではわずか発売3ヵ月で100万部を突破した超ベストセラーを日本屈指のカリスマ経済評論家が丁寧に、わかりやすく翻訳したこの本。

「アメリカでは知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいる」と言われるほど、ちょっとした社会現象にもなっています。また同国では、子育てに関心のある、若いお父さん、お母さんにも広く読まれているようです。

この本で書かれているのは一体どんなことなのでしょうか?

・1万時間の法則

この法則は一つの分野の世界レベルに達するために必要な練習量が1万時間必要であるという法則です。

逆に言えば適切なトレーニングを1万時間行うことが出来れば、どんな分野でもプロになれるということです。

そして天才はかなり若いときに1万時間を達成しているといいます。それはその「強み」に投資する時間がつくれる、教育を受ける環境があったということ、そして、運もあったために、天才と言われるような才能を開発できたのでしょう。

ちなみに1万時間とは、

毎日3時間のトレーニングでおよそ10年

毎日8時間のトレーニングでおよそ4年です。

・ビル・ゲイツの1万時間の法則

ご存知マイクロソフト社の創業者。常に長者番付のトップに君臨するビル・ゲイツは中学2年生の時に初めてコンピューターと出会って、自分の会社に力を注ぎ始めて大学2年に中退するまでに毎日8時間以上プログラムの開発にのめり込んでいました。

彼は1万時間の壁を大学生時代には突破しており、それからもプログラムを開発し続けたため、相当の時間をコンピューターに費やしました。

そんな彼は以下のような1万時間について以下のような名言を残しています。

 「一つのことに1万時間費やせばその分野にずば抜けて強くなる」という人もいるが、私はそんなに単純だとは思わない。

実際には50時間を費やした後、90%が脱落する。

好きになれない、向いていないという理由でだ。

そしてさらに50時間費やした人の90%があきらめる。

このような普遍的なサイクルがあるんだ。

運だけでなく、続けるだけの熱意も必要だ。

1万時間費やした人は、ただ1万時間費やした人ではない。

自分で選び、さまざまな過程の中で “選ばれた人” なんだ。

・ビートルズの1万時間の法則

こちらもご存知のイギリスのロックバンド。

ギネスにも最も成功したグループアーティストとして認定されているほどです。

彼らはストリップ劇場やリバプールの路上で、最初の頃は、週7日、毎日8時間演奏を続けていました。そして1年半で270回ステージに立ったと言われています。

爆発的な成功を収めた時はなんと1,200回ライブをこなしていたというほどです。

他にも、

・世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?

・ビートルズやゲイツ、ジョブズが生まれた本当の理由は?

・IQ190“全米一の天才”が大成できなかったのはなぜ?

・「ユダヤ人」「移民」「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?

・頻発した大韓航空機事故。最大の原因は“文化の違い”?

・アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?

・NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体?

などなど様々な事例が紹介されています。

アメリカのビジネス・パーソンと接する機会の多い方、自分のお子さんに、より多くの「機会」を与えたい、成長してほしいと考えておいでの方に特に読んでいただきたい本です。

 

1000円ゲーム —5分で人生が変わる「伝説の営業法」

著者 : 江上 治

¥ 1,080 /経済界

シリーズ累計30万部のベストセラー『年収1億円思考』の著者であり、元外資系保険会社トップセールスの江上治さんが書かれた、営業の本質に迫る本をご紹介します。

営業に携わる方のみならず、全ての人にとって読む価値のある本だと思います。Amazonの営業・セールス部門のベストセラーランキングで登場1日で1位です。

・数十年にわたって語り継がれる「伝説のロープレ」

うだつの上がらない営業マンだった「私」は、営業成績の良くなかった営業マンが毎週上司に集められる部屋、通称「いじめ部屋」で、もう力不足で辞めたと思っていた同日入社の「彼」に再会します。

そんな彼は社内トップクラスの成績と自信満々の笑みを浮かべている。「彼」にその訳を尋ねると、彼は南の島で行われたという、伝説のロープレ「1000円ゲーム」の話をし始めました…。

・1000円ゲームとは

1000円を貰えるかどうかを競うゲームです。2人1組で向き合い、どちらかが1000円を机の上に出します。

お金を出していない一方の人は、5分間のうちに1000円以上の「価値ある情報」を提供して、そのお金を手に入れる。というとてもシンプルなゲームです。

・このゲームに勝つために大切なこと

このゲームで1000円をもらうためには、何が大事でしょうか?1000円をもらいたい気持ちばかりが先行し、自分本位の話ばかりをすれば、いつまでたってもお金はもらえず、成果が出ません。

相手のためになると思った情報やお話も相手が聞く耳をもたなければ意味がありません。

営業という仕事の本当の目的は何なのか。何のために、あなたは営業をしているのか。を考えさせられます。

この本の中に2回出てくるフレーズがあり、それは、

「お客様は、実は、人生で何が自分の課題なのか、本当の悩みが何なのか、何が真に欲しいものなのか分かっていない。」

というものです。それを相手と一緒に考え、どうやったら相手の本音を引き出し、対策を考えることこそが営業という仕事であると述べています。

相手の「本音」を知らなければ本当に望んでいるものは提供できるはずがない。

学んだ人はみな、「億超えの伝説」になった1000円ゲーム。教えは極めてシンプルですが、クライマックスはとても感動的で、その具体的なルールや考え方は本書を手に取ってみてください。

 

フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略

著者 : クリス・アンダーソン

¥ 1,944 /日本放送出版協会

・“無料”が市場における価格設定のひとつになる

「WIRED」の元編集長であり、この本の著者であるクリス・アンダーソンは世界25カ国で刊行され、日本でも16万部を超える大ベストセラーとなった本著で、

製品がデジタル化されれば、無料が市場における価格設定の一つになる時代が来ると言っています。

無料という価格設定は、遅かれ早かれ、誰かがやるだろう。その時には他の競合も「フリーミアム」モデルで売ることを誰もが余儀なくされる時代が来ると述べています。

・著者が掲げる4つのフリー経済モデル

1.直接的内部相互補助

無料の商品でユーザーを集めつつ、有料の商品も購買につなげるモデル。(ex.携帯端末の本体無料キャンペーンなど)

2.三者間市場

広告をはじめとした、ユーザーではない第三者から利益を得るモデル。(ex.グーグルなど)

3.フリーミアム

ウェブサービスなど、課金ユーザーが、非課金ユーザーの分をカバーするモデル。(ex.エバーノートなど)

4.非貨幣市場

金銭以外の、注目度や評判といったものに動機を得て活動するモデル。(ex. Wikipediaなど)

・21世紀のフリーミアムの価値観

フリーが主流になった今では、インターネットなどでなんでも情報が手に入るため、「情報は無料」という価値観が根付いているのではないでしょうか?

Youtubeがあれば、映画もドラマも無料、音楽も無料DL、読書はベストセラーだけ読んでおしまい。対価としてお金を払う事をしない事が当たり前だと思ってしまっています。

フリーミアムが増えることでユーザーはコンテンツにお金を払おうとしなくなります。

例えば中国では、少しでもコンテンツで課金しようとした瞬間にユーザー離れが起こります。

そのため、フリーを前提としてそれからうまくビジネスを組み立てていく方法を模索しなければなりません。

著者は「フリー」を武器にして「プレミアム(高価格)」を実現するビジネスモデル書籍では、あるバージョンを無料公開しても、別バージョンを有料で販売することは十分可能だ。

などとフリーミアム時代の中での様々なビジネスモデルを紹介しています。

・フリーミアムの中で私たちが生き残る術

フリーミアムの全ての背景にデジタル化と技術革新があります。

インターネットの普及によって出版や放送、通信などの業界の〝民主化〟が進み、デジタル経済で革命的な変化が起きました。

大企業や政府といった旧来型組織が支配力を失い、逆に一般大衆がブログなどを通じて影響力を高めていくなかで、新しいフリーは、一部のお金を出してくれる人に乗っかって、他の大勢の人がそのサービスを無料で享受できるというものです。

無料で溢れている情報は、そこまで有益では無いものが多いです。

実際にどれが事実でどれが嘘か判断も難しいです。最も危惧すべきことはフリーミアムではなく、お金を払って自分の足を運んで本物の情報をとりに行く人がとても少ないことではないでしょうか?

著者クリス・アンダーソンは最後にこんなことを述べておりました。

今後10年の主舞台はデジタル経済ではなく、製造業を中心とした従来型の産業セクターになるとみている。ウェブ上に登場したイノベーションモデルが従来型の産業にも応用され、劇的な変化を引き起こす。私はこれを「新産業革命」と呼んでおり、次回作「メイカーズ」のテーマにもなっています。

 

ラブ理論

著者 : 水野敬也

¥ 1,512 /文響社

・義務教育に恋愛を!

「うわっつらKINDNESS理論」「日本代表理論」「DK心変わりの理論」「恋帯保証人理論」など、恋愛におけるあらゆる場面ですぐに使える革命的恋愛マニュアル本。

本書冒頭に「結論から言うと、今からお前をトム・クルーズよりモテる男に育てあげることになる。」という熱い言葉で始まる本書です。

「義務教育に恋愛を!」をモットーに立ち上がった著者は、「この世の中にはこんなに恋愛に悩んでいる男女がいるのに、それを学校で教育科目にしないのはおかしい」と現代教育のありかたに激怒し、独自の恋愛理論である「LOVE理論」を完成させました。

私も少し読み返しましたが、ユーモアを交えつつ、なるほどと思える点が沢山ありましたので紹介します。実は「夢をかなえるゾウ」もこの人が書いています。

1.大変じゃない?理論

何でも女性はストレスが多く、愚痴を聴いてもらいたいもの。
そんな時にはこの言葉を使うことで女性が愚痴を話しやすくなります。さらに「キミの愚痴を聴くために生まれて来たんだよ」という笑顔を加えることで効果はさらに上がるかもしれません。

また、「“逆に”大変じゃない?」と、頭に”逆に”を付けることであらゆる状況をカバーすることができます。
例:職場が家の近く⇒通勤に大変ではないが、近いがゆえに(=「逆に」)大変である場合を引き出します。

2.デビュー理論

モテる為に行動を変えると周囲の視線が壁になるので、予めどこかで宣言しておく事で変わった際の攻撃を和らげるというもの。
今まで女性とうまく話しコトがないような人向けの初心者テクニックです。モテる為にデビューすると周囲にあれこれと言われるために先に言ってしまう事で予防線を張っておくことが出来ます。

3.ファッションまぐろ理論

女性には女性毎の服の好き嫌いがあるので、彼女の気を引き気に入られる為には彼女に服を選んで貰うのが確実。つまり、好きな女性の好みに合わせるのが一番良いという理論です。「服一緒に選びに行きませんか?」の一言が必要で、ちょっとハードル高め。

4.うわっつらKINDNESS(優しさ)理論

女性は内面の優しさなんて見ていない。表面上の具体的な行動から見える優しさのみで判断しているから、55項目の優しい行動を覚えて実行すれば良い

5.「自虐ギレ」理論

自分の用紙に対して、卑屈な態度を取ればマイナスの印象しか与えないため、自分のコンプレックスを自虐ネタとして活用することで笑いに変える理論。(例:俺って昔から馬って呼ばれてたんだよね~、パカッパカッヒヒーン!)

6.「執着の分散」理論

女性の前で、緊張してしまうのはその女性に対して「執着」し、余裕の無さを露呈しているからです。つまり、余裕を生み出すために、複数の女性に対してアプローチをかけておき、一人に期待しすぎず、余裕を持つべきという理論。

案外、なるほどということが多かったのではないでしょうか?

著者の水野愛也さんの青春時代の一番の悩みは自分の顔のことでした。

「どうして自分の顔はこうもむくんでいるんだ?」と病気に違いないと病院へ行きます。内科で診てもらってもむくみは治らず心療内科へ紹介されるだけ。自分の居場所は漫画喫茶とゲーセンととにかく徹底的に暗い高校時代を送っています。

猛烈に腹が立つ。いい男といい女だけが恋愛を楽しむことに。青春を謳歌している事実に。

顔のむくんだオレは恋愛をする資格すらないのか?人生を楽しむことができないのか?そして大きなひとつの決心をします。本気で恋愛にうちこむことに。大学4年間で彼女ができなかったら美容整形して海外に移り住むことすら決意していました。大学デビューして恋愛マニュアルを読みまくりサークルにはいって「理想の彼女を作る」ことだけに専念します。

そんな著者の甘酸っぱい思い出が満載の本書、笑いと感動が多くありました。

 

ゼロ—なにもない自分に小さなイチを足していく

著者 : 堀江貴文

¥ 1,512 /ダイアモンド社

堀江貴文氏が、自分の生い立ちや刑務所で考えたこと、そして「働くとはどういうことか」について語った1冊です。ホリエモンが考える人生を主体的に生きるために必要なことが書かれており、非常に共感出来る内容が多かったです。その中でいくつか印象に残った文章をご紹介します。

・働くとは何かを我慢することではない

“あなたは、働く事を「何かを我慢すること」だと思っていないだろうか。そして給料の事を「我慢と引き換えに受け取る対価」だと思っていないだろうか。もしそうだとしたら、人生はねずみ色だ。

我慢に我慢を重ね、耐え忍んだ対価としてお金を受け取っているのだから。仕事を嫌いになり、お金を色めがねで見てしまうのも当然だろう。人生の中で、仕事はもっとも多くの時間を投じるもののひとつだ。そこを我慢の時間にしてしまうのは、どう考えても間違っている。”

・刑務所の仕事ですらやりがいを作り出したホリエモン

”やりがいとは「見つける」ものではなく、自らの手で「つくる」ものだ。そして、どんな仕事であっても、そこにやりがいを見出す事はできるのだ。刑務所で最初に与えられた仕事は、無地の紙袋をひたすら折っていく作業だった。

与えられたノルマは1日50個。ところが、意外にこれが難しい。どうすればもっと早く、うまく折る事ができるのか。担当者に教えてもらった手順をゼロベースで見直し、自分なりに創意工夫を凝らし、3日後には79個折る事ができた。

仕事の喜びとは、こういうところからはじまる。仮説を立て、実践し、試行錯誤を繰り返す。そんな能動的なプロセスの中で、与えられた仕事は「つくり出す仕事」に変わっていくのだ。”

自ら選んだ仕事ですらやらされていると思ったり、我慢をしたりするのではなく、何事にもやる気や意義を見出すことが主体的に何かを行う上で大事だのだと再確認させられました。

また、どうしたらやりがいを感じられるようになるかについても堀江さん流のアドバイスがありました。

堀江さんは「何かを好きになるには、『没頭』することが必要だ」と仰っています。「そうは言うけれど面白くないものに、没頭なんてできないよ」と思う人に対して堀江さんはこう答えています。

“じゃあ、どうすれば没頭することができるのか?

僕の経験から言えるのは、「自分の手でルールをつくること」である。

受験勉強を例に考えよう。前述の通り、僕は東大の英語対策にあたって、ひたすら英単語をマスターしていく道を選んだ。文法なんかは後回しにして、例文も含めて単語帳一冊を丸々暗記していった。もしもこれが英語教師から「この単語帳を全部暗記しろ」と命令されたものだったら、「冗談じゃねーよ」「そんなので受かるわけねーだろ」と反発していたと思う。

しかし、自分でつくったルール、自分で立てたプランだったら、納得感を持って取り組むことができるし、やらざるをえない。受動的な「やらされる感じ」ではなく、能動的な「やる勉強」になるのだ。”

・まずイチを積み重ねる

ゼロからイチへの足し算を繰り返し、自分に自信を持てるようになる。そうすると、目の前にたくさんの「やりたいこと」が出てくるようになる。突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の1点に尽きる。物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。それだけだ。

 

フリーエージェント社会の到来 新装版—組織に雇われない新しい働き方

著者 : ダニエル・ピンク

¥ 1,944 /ダイアモンド社

初版から10年以上経過した今、当時書かれた内容が時代の流れとともに受け入れ始め、今回新たに新装版となって登場。

ショッキングピンクが印書的でとても興味をそそられます笑

神田昌典さんに“未来をつくる書”と言わしめたダニエル・ピンクの著書のなかでも、名著といわれる『フリーエージェント社会の到来』です。

社会派ブロガー・ちきりんさんも推薦しており、「これからの働き方が、ここにあります」と絶賛。

すでに初版が刊行された2002年当時、アメリカでは4人に1人が“フリーエージェントとしての働き方を実践していました。

本書では、膨大なインタビューからその生活実態を明らかにしたうえで、彼らの存在感がますます高まっていくなかで、個人の生活における家庭と仕事のバランスや、社会の仕組みがいかに変わっていくかを予測しています。

・フリーエージェントな人々(働き方)が登場した背景

1. 従来の労使間の社会的契約(従業員が忠誠と引き換えに会社から安定を保障してもらう)関係の崩壊

2. IT化によって個人でも簡単にビジネスや何かを始めやすくなった。

3. 人々はお金のために働くのではなく、やりがいを求めて働くようになった(詳細は「モチベーション3.0」にも詳しく書かれています。)

4. 組織の寿命が短くなり、人々は勤め先の組織より長く生きるようになった

日本もここ10年の間で、経理の知識がなくとも会計ソフトを使って損益計算書や決算書などを作ることができるようになりましたし、wifiなどの発達によって場所を限らず仕事をすることができるようになりました。

そして人間の平均寿命はかなり伸びました。高齢になっても元気な人が増え、年金問題もあり、日本人の勤労年数どんどん長くなり、今は企業の平均寿命より長くなりつつあります。

・時代の対局を見る

日本の教育は良い大学を出て、良い会社に就職し、一生懸命働いて企業年金と退職金をもらって一生を過ごしなさいといった教育でした。しかし、今の時代どんな大企業でも永続することはないという前提の中、団塊の世代のように年功序列・終身雇用の中で、定年まで働くというわけではないわけです。

国民年金もあてにならないため、体の限界を迎えるまで、70歳・80歳まで勤めなければ生活が成り立たなくなってきていることを考えると今の生き方だけでなく、視野を広げて対局を見ながら動いていく必要があると思います。

昔、一世を風靡し、日本人の約1/3の4,500万人ほどが使っていたプラットフォームがありました。

それはNTTドコモのiモードです。iモードは、ドコモの対応携帯電話にてキャリアメールの送受信やウェブページ閲覧などができる世界初の携帯電話IP接続サービスで1999年に発表されました。

優秀な人材がこのプラットフォームに掛けると身を預けたiモードはグローバル化とともにiOSと、Androidに取って代わられてしまいました。一体誰が、iモードが全盛の頃にこのようになると予測したのでしょうか。

10年後には今と全く異なるパラダイムの変化が容易に起こりうるのであれば、その環境にしがみ付くことなく、常に世の中の小さな変化に着目して既成概念を捨てるということが肝要なのではないかと感じました。

「フリー」という言葉には、自由さ、身軽さといった響きがありますが、反面、全ての自己責任という厳しさも付いてまわります。それでも著者は、これはひとつの進歩だと述べます。

多くの人が独立をしなくとも自立し、自身の手で運命を切り開く。苦難もあるが、自主性を発揮し、自分らしい生き方、働き方を得ることを著者は望んでいるのかもしれません。

 

ハイ・コンセプト 「新しいこと」を考え出す人の時代

著者 : ダニエル・ピンク

¥ 2,052 /三笠書房

TEDの人気プレゼンターでもあり、アル・ゴア元副大統領の首席スピーチライターも務めたダニエル・ピンクが、新しい時代の働き方を大胆に提唱した本書。

2005年に全米でベストセラーになったビジネス書です。

・進むITとグローバル化

本書の帯表紙にも書かれている21世紀にまともな給料をもらって、良い生活をしようと思った時に何をしなければならないか―?という「100万ドルの価値がある質問」というのがとても興味をそそられます。

本書では一例として、アメリカ人プログラマーとインド人プログラマーの年収を比較しています。

習熟したアメリカ人プログラマーの年収は約820万円。それに対し、同程度のインド人プログラマーの年収は160万円以下だ。

160万円という年収は、アメリカでは少ないが、インドでは、この年収は一般的インド人の平均年収の25倍にあたります。

こうしてITとグローバル化によりインドの優れたプログラマーは、裕福に暮らし、アメリカ人プログラマーは職を失っていきます。このようなグローバル化の時代に私たちはどこに向かえば良いのでしょうか。

そこでダニエル・ピンクは今後必要となる、二つの能力を掲げています。

それは「ハイ・コンセプト」と「ハイ・タッチ」です。

・ハイ・コンセプト

パターンやチャンスを見出す能力、芸術的で感情面に訴える美を生み出す能力、人を納得させる話のできる能力、一見ばらばらな概念を組み合わせて何か新しい構想や概念を生み出す能力、など。

・ハイ・タッチ

他人と共感する能力、人間関係の機微を感じ取る能力、自らに喜びを見出し、また、他の人々が喜びを見つける手助けをする能力、そしてごく日常的な出来事についてもその目的や意義を追求する能力、など。

著者ダニエル・ピンクは、「ハイ・コンセプト力」「ハイ・タッチ力」を身につけるために必要な感性を「デザイン、物語、全体の調和、共感、遊び心、生きがい」の6つに分類しています。

現在の仕事のあり方が変わってきていることは間違いありません。アウトソーシングできる仕事やコンピュータでできるルー ティンワーク、これらの仕事の価値はきっと減っていく。

時代の変化に遅れないようにしなくてはいけない。その中で、「物語」と「共感」というコンピュータに大体出来ない所に価値を置くという言葉がとても印象的でした。

自分のする仕事。自分の生きる業界が、「ハイ・コンセプト」で「ハイ・タッチ」かを一度見つめ直す必要があるかもしれませんね。

 

成功のための未来予報

著者 : 神田 昌典

¥ 1,200 /きずな出版社

いま頭の中で想像しているよりも、現実はもっと早く動いていく。

いまの自分にできることは何か。栃木県立宇都宮白楊高等学校全校生徒900名の前で語った90分

7つの予報について書かれています。

第1の未来予報 お金がなくなる

第2の未来予報 会社がなくなる

第3の未来予報 病気がなくなる

第4の未来予報 国境がなくなる

第5の未来予報 学校がなくなる

第6の未来予報 貧困がなくなる

第7の未来予報 生活がなくなる

・お金がなくなる?

私も良く読書会で紹介する本の一つではありますが、将来のトレンドを掴む入門として最適な一冊だと思います。

神田さんが高校生向けにスピーチした本なのでとても簡単な文章で書かれています。皆さんはどれか気になる章はあるでしょうか?

どれもなくなると言われてもあまり想像のつかないものばかりですね。

しかし、日々の生活を意識してそれぞれの章の観点から見てみると、神田さんがなぜそう書いているのか段々想像出来てくるものだと感じました。

例えば「お金がなくなる」の章について。元々物々交換から始まった経済活動は1694年のイングランド銀行設立を経て、今や電子マネーと呼ばれる実体を伴わない貨幣へと変化していきました。

叶姉妹、所ジョージさんがCMをやっているau WALLETなどはまさにその最先端であると言えますね!

(au WALLETはプリペイド型の電子マネーです。一旦お金をカードにチャージして、その金額の枠内で利用するタイプで、EdyやSuica、nanacoなどと近いものと考えてください。

一方のクレジットカードは使った金額をあとでまとめて支払う後払い型(ポストペイ型)です。

これまでの電子マネーの多くは、カード型でもおサイフケータイでも、FeliCaという非接触型のICチップを内蔵していて、それをレジや改札口などに設置されたリーダーにタッチさせて決済します。コンビニやスーパーのように対応した店舗は随分増えてきました。

それでもまだまだ書店や居酒屋など非対応の店舗が多く、どこでもというわけにはいかないです。

そこでau WALLETは磁気カードがベースのクレジットカードのインフラを用いて、利用できる店舗数をこれまでの電子マネーよりずっと多くしており、具体的にはカードにもロゴがある、「MasterCard」ブランドに対応した店舗だったら、基本的にはどこでも使えます。)

また、ここ10年ほどでLINEやSkypeが誕生したり、iPhoneなどのテクノロジーが発達したり、LCCによりどんどん無料または、今まで高価だったものが安価になってきたり、便利になっているのにも関わらず、実際の生活は中々豊かになってきている実感が無い方が多いのではないでしょうか?
これだけ世の中が発達しているのに、昭和の時と同じように毎朝同じ時間に会社に行き、そこで何十年と勤めるという働き方は変わっておりません。
これからの10年はどんな世界になっているのだろう?トレンドを知って、その流れに乗る10年にしたいなど、何か気になるところがあればぜひ章立てになっているので掘り下げて考えてみてください。

 

How Google Works -私たちの働き方とマネジメント

著者 :エリック・シュミット  ジョナサン・ローゼンバーグ  アラン・イーグル

制作 :ラリー・ペイジ  土方 奈美

¥ 1,944 /日本経済新聞出版社

グーグルは、この方法で成功した! グーグル会長がビジネスの真髄を初公開!

序文はグーグルCEO兼共同創業者のラリー・ペイジが執筆。

今年の話題の書です。ここではGoogleが素晴らしいプロダクトを生み出すためにどのような人材を採用し、どういった社内環境を作っているのかなど他の会社や組織との違いを、ワークスタイルとマネジメントの視点から書かれています。

・Googleが最重要視しているもの

それはプロダクトです。常にユーザーを中心に考えて、最高のプロダクトを作り続けるための努力を惜しまないGoogle。そのため、人材と環境づくりに非常に力を入れており、そんな文化は下記の言葉からも伝わってきます。”Googleがいる限り、いい製品を出した者が勝つ。いい製品を作れ。”

・スマート・クリエイティブ

最高の結果を残すために、Googleは「スマート・クリエイティブ」な人材の獲得に注力しています。
スマート・クリエイティブというのは、自分の商売道具を使いこなすための高度な専門知識を持ち、システムの理論や構造を理解している人材。
また、彼らは実行力に優れ、コンセプトだけでなく、プロトタイプを作ることが出来る。意欲と能力があり、志高く、努力をいとわず、これまでの常識的方法に疑問を持てる人。とあります。

・フラットな組織

Amazon創業者のジェフ・ベゾスの言うピザ2枚のルールの徹底。そのためには上司とのやりとりをスムーズに行える必要があり、フラットな組織を保つことを徹底しています。
Googleにはパレートの法則は当てはまらない。そうした組織つくりをしているので、皆が実績を出している。

・どんな人にもコーチは必要

エリック・シュミットはCEOに就任したとき、自分にコーチは必要ないと拒否した。しかし、説得を受けコーチをつけたところ、それが正解だと知った。コーチとは客観的にその人を分析し、成長するために的確なアドバイスを送ることが出来る人であり、例えその分野に自分の方が精通していたとしても自分を客観的に全て見れる人はいない。

・全Googlerが新たな人材を採用する意識を持つ

社員全員が「人材を発掘することも仕事である」という意識を持ち、それを徹底。学び続ける意識を持ったスマートクリエイティブの獲得をし続けることが、最高のプロダクトを作るうえで不可欠だと考えている。

その他にも、ラリーが創業当初、「気に入らなかった検索結果の広告画面に対して取った行動」や元Google技術主任、現Yahoo CEOのマリッサ・メイヤーが感じる「”恨みを買う”発言」などGoogleの文化を象徴するようなエピソードが満載です。